| 季節外れの冷たい小雨の降る中，第１シード東京学館浦安高校と第２シード秀明八千代高校の，関東大会千葉県予選と同一の決勝戦となった。シングルス１，東京学館浦安高校星野選手は伸びのあるストロークと切れ味のよりネットプレーで秀明八千代高校志賀選手を圧倒し，わずか３２分間，８−１のスコアで圧勝した。今や敵無しという出来であった。ダブルス，東京学館浦安高校樋渡・畑山組は安定したネットプレーとその反応の良さで秀明八千代高校田中・小林組を確実に追い詰め，これもわずか３６分間，８−１のスコアで快勝した。東京学館浦安高校増尾選手と秀明八千代高校竹内選手のシングルス２は激しいストローク戦となった。第５ゲームからお互いサービスブレークが続いたが，５−４，竹内選手の１アップで打ち切りとなった。結果，２−０のスコアで，東京学館浦安高校は６年連続６度目の全国総合体育大会出場となった。 |
曇天の下，白子町サニーコートで行われた女子団体戦決勝は，圧倒的な力で勝ち進んできた第１シード秀明八千代高校と，準決勝で接戦の末，関東大会県予選準優勝の東京学館浦安高校を下して勝ち上がった東京学館高校の対戦となった。３面同時展開８ゲームプロセットで行われた。ダブルスは秀明八千代高の藤岡・後藤組が第１ゲームで相手にサービスキープを許したもの，ダブルス巧者の後藤選手の絶妙な配球やボレーと，サウスポーからパワフルなショットをみせる藤岡選手のコンビネーションが冴え，８ゲームを連取して東京学館高の刈込・濱野組を下した。第１シングルスは，今大会好調の東京学館高鳰川選手と秀明八千代高金子選手の対戦となった。序盤は，鳰川選手が相手をワイドに揺さぶり効果的にポイントを奪うが，徐々に金子選手が持ち前の伸びのあるストロークで中盤５−１とリードを広げる。鳰川選手も集中したプレーで３ゲームを返すもののあと一歩及ばず，金子選手が８−４で勝利し，第２シングルス美濃越選手対吉田選手の結果を待たずに秀明八千代高の初優勝が決定した。 |
