秋田わか杉国体
2007 AKITA WAKASUGI KOKUTAI
9月28日・29日
28日 「代表者監督会議」 29日 選手側から望むメインスタンド
スタジアムの大型スクリーン 天皇陛下のお言葉
炬火リレー 炬火点火
 「秋田わか杉国体」開会式に行ってきました。テレビで見ているのとは感動が違います。選手は少し早めにサブグランドに集合!入場隊形を整えて入場を待ちます。横9列に並んで入場準備完了!メインスタンド横から入場行進します。トラックに入ると演台には日本体育協会会長・森喜朗元首相が選手達を迎えます。小旗を振りながら行進しますが,超満員のスタンドからは割れんばかりの拍手が起こり,行進中も気持ちが高ぶってきました。でも,グランドから開会式に参加すると,式全体の動きが見えずにちょっと退屈します。しかし,良い体験をさせていただきました。
 ※炬火(きょか):オリンピックでいうと「聖火」の事です。
 明日からはいよいよ競技,頑張ります!
9月30日(競技第1日)
少年男子 トーナメントボード 「スカイドーム」をのぞむテニスコート
カラフルなのぼり旗 中央公園テニスコート(20面)
メーカーブース 来年は大分で開催です
 いよいよ競技が始まりました。今日の秋田は大変寒く,朝一番の試合は関東の11月下旬の様な気候の中おこなわれました。(プレー中の写真がないのですが,小さなデジカメで撮っているのでご容赦下さい)中央公園県営庭球場は開会式おこなわれた陸上競技場の南側に位置します。ちょうど陸上競技場と秋田空港の間なので,時折,離発着する飛行機の音が大きく聞こえます。少年男女と成年女子の左半分の試合がおこなわれましたが,少年がほぼシードどおりに勝ち上がったのに対して,成年のシードダウンが目立ちます。JOPの結果を基にシードされている様なのですが。。。
 さて,10月1日は「天皇杯」「皇后杯」へのポイントをかけてベスト8が出そろいます。白熱した試合が予想されます。(ちなみに自県監督チームは2回戦で敗退してしまいました。明日は,他の種目を応援します)
 詳細は「秋田わか杉国体競技記録速報」のHPでご覧ください。
10月1日(競技第2日)
北野田公園テニスコート(8面) ブース
北野田コート インドア(2面) 2面ずつの区分けコート
 もう一つの会場である,北野田公園テニスコートに行ってみました。こちらは切り開いた山の上に作られた会場です。国体向けに作られた2面ずつの区分けになったコートはとてもきれいです。また,大変広々としたインドアコートが2面(フットサルと共同利用・河辺町はフットサルがとても盛んらしいです)主に成年男子が行われていますが,熟練した技というか,少年の試合とは比べものにならないくらい,「駆け引きの妙」が見られた試合でした。ただ打つだけで決まるのではなく,多彩な技が光ります。
10月2日(競技第3日)
北野田公園 成年男子SF 試合前の緊張
中央公園 5〜8位表彰 成年女子 5〜8位
少年男子 5〜8位 少年女子 5〜8位
 いよいよ5〜8位が決定しました。少年男女は選抜大会やインターハイで活躍した選手が目白押し。個人の力も必要ですが,ダブルスも見応えがあります。見慣れた学校対抗戦とは違い,成年の心強い声援を受けて各都道府県の威信をかけた戦いはとてもおもしろく,応援にも熱が入ります。少年男子は福岡VS大阪,少年女子は鹿児島VS東京の戦いになりました。
10月3日(競技第4日)
 最終日,各種目の決勝,3位決定戦が行われました。自分の県の応援で「成年男子」三重対千葉の試合へ。9時から試合開始。この日,すべての種目の試合は2面展開で行われました。シングルス1は三重・金山選手対千葉・辻選手。立ち上がりから金山選手のストロークが冴え渡り,辻選手は防戦一方。なんとかしのいで5オールとしましたが,金山選手がサーブ,ストロークで押し切り8−5で勝利,一方,シングルス2は三重・徳丸選手対千葉・有松選手。二人は法政大学の先輩,後輩。実は三重県は前日の準決勝・東京戦でもシングルス1,2とも大学の先輩後輩の対戦でした。序盤,有松選手が4−1とリード,一方的な展開かと思われましたが,徳丸選手も意地を見せ,4オール。その後はサービスキープが続きます。互いに譲らずタイブレークへ突入,一進一退の攻防の末,徳丸選手がダブルフォルトでゲームセット。見応えのある,試合でした。ポイント1オールで,10分間の休憩のあとダブルスへ。互いにサービスキープする中,千葉・辻選手のサービスゲームを2ゲームダウン,その後,三重・徳丸選手もサービスダウンしましたが,金山選手がサーブで要所要所にきっちりエースを奪い8−5で勝利,昨年の準優勝に続き,見事,初優勝を勝ち取りました。三重の両選手は球筋は若干違いますが,正確なストロークで見ている観客を魅了しました。
 その他の種目の優勝は次のとおり。
  成年女子:鹿児島(初優勝)2−1京都
  少年男子:福岡(3年ぶり15度目)2−0大阪
  少年女子:東京(3年振り8度目)2−0熊本