平成29年度 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
千葉県高等学校総合体育大会テニス大会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月2日(金)〜4日(日)から始まる県総体(団体戦)の組合せが決定しました。関東大会千葉県予選会に出場した上位チームに加えて各地区予選を勝ち抜いたチームが「南東北(福島)インターハイ」へ出場を目指して戦います。男女優勝チームのみが全国へ出場します。関東予選に引き続き,熱戦が期待されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月2日(金) 女子団体 (1R〜) |
総合スポーツセンター(16面)
ドロー番号No.1〜50 |
フクダ電子ヒルスコート(10面)
ドロー番号No. 51〜80 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月3日(土) 男子団体 (1R〜) |
総合スポーツセンター(16面) |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6月4日(日) 男女団体 (〜決勝) |
総合スポーツセンター(16面) 開 門 7:10 練習コート 7:30〜8:20 集合(エントリー)8:30迄 オーダー提出 8:40迄 競技開始 9:00 |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
大会諸注意 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
※6月2日(金)が雨天中止の場合,3日(土)は予定通り男子団体戦を行い,女子団体戦は4日(日)に順延いたします。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
■会場案内
|
男子団体 | 女子団体 |
男子メンバー | 女子メンバー |
オーダー用紙Excel | メンバー変更届 |
男子団体結果 | |
男子団体詳細 | 女子団体詳細 |
男子決勝 戦評 | 女子決勝 戦評 |
初夏の陽気の暑さに負けない応援が響き渡る今大会、最終日に迎えた男子決勝の火蓋が切って落とされた。ここまで順調ともとれる試合展開で勝ち上がった第1シード秀明八千代と第2シード東京学館浦安の戦いはまさに決勝戦に相応しい試合内容となった。ダブルスは秀明八千代の坂川・鈴木組と東京学館浦安の中山・露崎組の対戦となった。お互いに攻めのテニスを展開し、4−4で迎えた第9ゲーム。中山・露崎組はIフォーメーションで揺さぶりをかけキープに成功する。その後も攻めのテニスを一貫し、サービス&ボレーで締めくくった中山・露崎組が8−5で勝利する。隣のコートではシングルス1の秀明八千代の白石選手と東京学館浦安の矢島選手の対戦が行われていた。お互いキープで始まった序盤、第4ゲームで白石選手がブレークに成功すると一気に5−1まで展開させる。矢島選手もデュースゲームが5度と粘りをみせるも安定したストロークが光った白石選手が8−4で勝利し、勝負の行方はシングルス2に託された。シングルス2は秀明八千代の清水選手と東京学館浦安の池田選手の安定感抜群のストロークで激しいラリー戦となった。一進一退の攻防が続き、迎えた7−7の第15ゲームに清水選手がブレークに成功する。40−30で迎えたマッチポイントでは両者共、観客を魅了する素晴らしいラリー戦を魅せ、清水選手がものにし9−7で勝利した。この結果、秀明八千代が2年連続3回目の優勝を飾った。優勝校の秀明八千代高等学校は、8月福島県会津総合運動公園テニスコート・あいづドームで行われるインターハイに出場する。 |
朝から時折曇りがかかったが、ちょうどコートの上にだけ全く雲が無くなった午後1時。天台らしい横風が応援団の歌声を運び、第1シードの東京学館浦安高校と第2シードの秀明八千代高校の決勝戦の火蓋が切って落とされた。 シングルス1はファーストポイントから東京学館浦安の清水選手の強烈なサーブが決まり、カモンの声がコートに響き渡った。両者の気迫溢れるラリーが続き、熱戦が予想された。両者ともパワフルなストロークで激しい打ち合いであったが、その中で秀明八千代の西郷選手がボールを左右に打ち分け、清水選手のミスが先行していた。5ー0秀明八千代リードで迎えた第6ゲーム。清水選手がストレートにリターンエースを決め、流れを引き寄せたかに見えたが、西郷選手は冷静であった。その後もポイントを重ね、気付けば1ゲームも与えぬまま8ー0でチームに1勝目をもたらした。 その頃ダブルスはシーソーゲームとなっていた。東京学館浦安の矢田・都築組がIフォーメーションや前並行で揺さぶりをかけ、秀明八千代の山崎・進藤組は大事な局面でストレートアタックを決め、着実にポイントを重ねていった。 一方シングルス2も大接戦となっていた。両者チャンスと見るとすかさず前に出てドライブボレーを決め、互いに一歩も譲らぬ展開に。ゲームカウント7ー5学館浦安リードで迎えた第13ゲームの15ー15。学館浦安の早川選手が体勢を崩しながら打ったバックハンドのダウンザラインがギリギリに決まると、次のポイントも奪取しマッチポイントに。この流れのまま勝負が決するかと思われたが、その後ミスが続き、中村選手がこのゲームを取り、勢いそのままに次のゲームも連取した。ゲームカウント7ー7で激しい攻防が繰り広げられている最中、隣のコートから秀明八千代、山崎・進藤組の歓喜の声が聞こえた。勝負が決した瞬間であった。秀明八千代の選手達の溢れる笑顔とは対称的に、学館浦安高校の選手達は涙を拭いながら両者握手を交わした。 優勝校の秀明八千代高等学校は、8月福島県会津総合運動公園テニスコート・あいづドームで行われるインターハイに出場する。 |